ツロの王ヒラム、ソロモンの膏そそがれて其父󠄃にかはりて王となりしを聞て其臣僕をソロモンに遣󠄃せりヒラムは恒にダビデを愛したる者なりければなり
And Hiram king of Tyre sent his servants unto Solomon; for he had heard that they had anointed him king in the room of his father: for Hiram was ever a lover of David.
A. M. 2990. B.C. 1014. Hiram
〔列王紀略上5章10節〕10 斯てヒラムはソロモンに
其凡て
望󠄇むごとく
香柏の
材木と
松の
材木を
與へたり
〔列王紀略上5章13節〕13 爰にソロモン
王イスラエルの
全󠄃地に
徴募人を
興せり
其徴募人の
數は三
萬人なり
〔列王紀略上9章12節〕12 ヒラム、ツロより
出てソロモンが
己に
與へたる
諸邑を
見しに
其目に
善らざりければ~
(14) 甞てヒラムは
金百二十タラントを
王に
遣󠄃れり
〔列王紀略上9章14節〕
〔歴代志略下2章3節〕3 ソロモンまづツロの
王ヒラムに
人を
遣󠄃して
言しめけるは
汝はわが
父󠄃ダビデにその
住󠄃むべき
家を
建る
香柏をおくれり
請󠄃ふ
彼になせしごとく
亦我にもせよ
Hiram
〔列王紀略上5章10節〕10 斯てヒラムはソロモンに
其凡て
望󠄇むごとく
香柏の
材木と
松の
材木を
與へたり
〔列王紀略上5章13節〕13 爰にソロモン
王イスラエルの
全󠄃地に
徴募人を
興せり
其徴募人の
數は三
萬人なり
〔列王紀略上9章12節〕12 ヒラム、ツロより
出てソロモンが
己に
與へたる
諸邑を
見しに
其目に
善らざりければ~
(14) 甞てヒラムは
金百二十タラントを
王に
遣󠄃れり
〔列王紀略上9章14節〕
〔歴代志略下2章3節〕3 ソロモンまづツロの
王ヒラムに
人を
遣󠄃して
言しめけるは
汝はわが
父󠄃ダビデにその
住󠄃むべき
家を
建る
香柏をおくれり
請󠄃ふ
彼になせしごとく
亦我にもせよ
Huram
〔サムエル後書8章10節〕10 トイ
其子ヨラムをダビデ
王につかはし
安否を
問ひかつ
祝を
宣しむ
其はハダデゼル
甞てトイと
戰を
爲したるにダビデ、ハダデゼルとたたかひてこれを
擊やぶりたればなりヨラム
銀の
器と
金の
器と
銅の
器を
携へ
來りければ
〔サムエル後書10章1節〕1 此後アンモンの
子孫の
王死て
其子ハヌン
之に
代りて
位に
即く
〔サムエル後書10章2節〕2 ダビデ
我ナハシの
子ハヌンにその
父󠄃の
我に
恩惠を
示せしごとく
恩惠を
示さんといひてダビデかれを
其父󠄃の
故によりて
慰めんとて
其僕を
遣󠄃せりダビデの
僕アンモンの
子孫の
地にいたるに
〔詩篇45章12節〕12 ツロの
女は
贈物をもてきたり
民間のとめるものも
亦なんぢの
惠をこひもとめん
for Hiram
〔サムエル後書5章11節〕11 ツロの
王ヒラム
使者をダビデに
遣󠄃はして
香柏および
木匠と
石工をおくれり
彼らダビデの
爲に
家を
建つ
〔歴代志略上14章1節〕1 茲にツロの
王ヒラム
使者をダビデに
遣󠄃はし
之がために
家を
建させんとて
香柏および
木匠と
石工をおくれり
〔アモス書1章9節〕9 ヱホバかく
言たまふ ツロは
三の
罪あり
四の
罪あれば
我かならず
之を
罰して
赦さじ
即ち
彼らは
俘囚をことごとくエドムに
付しまた
兄弟の
契󠄅約を
忘れたり
sent
〔サムエル後書8章10節〕10 トイ
其子ヨラムをダビデ
王につかはし
安否を
問ひかつ
祝を
宣しむ
其はハダデゼル
甞てトイと
戰を
爲したるにダビデ、ハダデゼルとたたかひてこれを
擊やぶりたればなりヨラム
銀の
器と
金の
器と
銅の
器を
携へ
來りければ
〔サムエル後書10章1節〕1 此後アンモンの
子孫の
王死て
其子ハヌン
之に
代りて
位に
即く
〔サムエル後書10章2節〕2 ダビデ
我ナハシの
子ハヌンにその
父󠄃の
我に
恩惠を
示せしごとく
恩惠を
示さんといひてダビデかれを
其父󠄃の
故によりて
慰めんとて
其僕を
遣󠄃せりダビデの
僕アンモンの
子孫の
地にいたるに
〔詩篇45章12節〕12 ツロの
女は
贈物をもてきたり
民間のとめるものも
亦なんぢの
惠をこひもとめん
是に於てソロモン、ヒラムに言遣󠄃はしけるは
And Solomon sent to Hiram, saying,
(Whole verse)
〔歴代志略下2章3節〕3 ソロモンまづツロの
王ヒラムに
人を
遣󠄃して
言しめけるは
汝はわが
父󠄃ダビデにその
住󠄃むべき
家を
建る
香柏をおくれり
請󠄃ふ
彼になせしごとく
亦我にもせよ
汝の知ごとく我父󠄃ダビデは其周󠄃圍にありし戰爭に因て其神ヱホバの名のために家を建ること能はずしてヱホバが彼等を其足の跖の下に置またふを待り
Thou knowest how that David my father could not build an house unto the name of the LORD his God for the wars which were about him on every side, until the LORD put them under the soles of his feet.
could not
〔サムエル後書7章5節〕5 徃てわが
僕ダビデに
言へヱホバ
斯く
言ふ
汝わがために
我の
住󠄃むべき
家を
建んとするや~
(11) また
惡人昔のごとくまたわが
民イスラエルの
上に
士師を
立てたる
時よりの
如くふたゝび
之を
惱ますことなかるべし
我汝の
諸の
敵をやぶりて
汝を
安かならしめたり
又󠄂ヱホバ
汝に
吿ぐヱホバ
汝のために
家をたてん 〔サムエル後書7章11節〕
〔歴代志略上22章4節〕4 また
香柏を
備ふること
數しれず
是はシドン
人およびツロの
者夥多しく
香柏をダビデの
所󠄃に
運󠄃びきたりたればなり~
(6) 而して
彼その
子ソロモンを
召てイスラエルの
神ヱホバのために
家を
建ることを
之に
命ぜり 〔歴代志略上22章6節〕
〔歴代志略下6章6節〕6 只我はわが
名を
置くためにヱルサレムを
選󠄄みまた
我民イスラエルを
治めしむるためにダビデを
選󠄄めり~
(8) 然るにヱホバわが
父󠄃ダビデに
言たまひけるは
我名のために
家を
建ること
汝の
心にあり
汝の
心にこの
事あるは
善し 〔歴代志略下6章8節〕
put
〔ヨシュア記10章24節〕24 かの
王等をヨシユアの
前󠄃に
曵いだしゝ
時ヨシユア、イスラエルの
一切の
人々を
呼よせ
己とともに
徃し
軍人の
長等に
言けるは
汝ら
近󠄃よりて
此王等の
頸に
足をかけよと
乃はち
近󠄃よりてその
王等の
頸に
足をかけゝれば
〔詩篇8章6節〕6 またこれに
手のわざを
治めしめ
萬物をその
足下におきたまへり
〔詩篇110章1節〕1 ヱホバわが
主にのたまふ
我なんぢの
仇をなんぢの
承足とするまではわが
右にざすべし
〔マラキ書4章3節〕3 又󠄂なんぢらは
惡人を
踐つけん
即ちわが
設くる
日にかれらは
汝らの
脚の
掌の
下にありて
灰󠄃のごとくならん
萬軍のヱホバこれを
言ふ
〔エペソ書1章22節〕22 萬の
物をその
足の
下に
服󠄃はせ、
彼を
萬の
物の
上に
首として
敎會に
與へ
給へり。
the wars
〔歴代志略上22章8節〕8 然るにヱホバの
言われに
臨みて
言り
汝は
多くの
血を
流し
大なる
戰爭を
爲したり
汝我前󠄃にて
多の
血を
地に
流したれば
我名の
爲に
家を
建べからず
〔歴代志略上28章3節〕3 然るに
神我に
言たまへり
汝は
我名のために
家を
建べからず
汝は
軍人にして
許多の
血を
流したればなりと
然るに今わが神ヱホバ我に四方の太平󠄃を賜ひて敵もなく殃もなければ
But now the LORD my God hath given me rest on every side, so that there is neither adversary nor evil occurrent.
hath given
〔列王紀略上4章24節〕24 其はソロモン
河の
此方をテフサよりガザまで
盡く
治めたればなり
即ち
河の
此方の
諸王を
悉く
統治たり
彼は
四方の
臣僕より
平󠄃安を
得たりき
〔歴代志略上22章9節〕9 視よ
男子汝に
生れん
是は
平󠄃安の
人なるべし
我これに
平󠄃安を
賜ひてその
四周󠄃の
諸の
敵に
煩はさるること
無らしめん
故に
彼の
名はソロモン(
平󠄃安)といふべし
彼の
世に
我平󠄃安と
靜謐をイスラエルに
賜はん
〔詩篇72章7節〕7 かれの
世にただしき
者はさかえ
平󠄃和は
月のうするまで
豐かならん
〔イザヤ書9章7節〕7 その
政事と
平󠄃和とはましくははりて
窮りなし
且ダビデの
位にすわりてその
國ををさめ
今よりのちとこしへに
公平󠄃と
正義とをもてこれを
立これを
保ちたまはん
萬軍のヱホバの
熱心これを
成たまふべし
〔使徒行傳9章31節〕31 斯てユダヤ、ガリラヤ
及びサマリヤを
通󠄃じて、
敎會は
平󠄃安を
得、ややに
堅立し、
主を
畏れて
步み、
聖󠄄靈の
祐助によりて
人數彌增せり。
我はヱホバのわが父󠄃ダビデに語てわが汝の代に汝の位に上しむる汝の子其人はわが名のために家を建べしと言たまひしに循ひてわが神ヱホバの名のために家を建んとす
And, behold, I purpose to build an house unto the name of the LORD my God, as the LORD spake unto David my father, saying, Thy son, whom I will set upon thy throne in thy room, he shall build an house unto my name.
as the LORD
〔サムエル後書7章12節〕12 汝の
日の
滿て
汝が
汝の
父󠄃祖等と
共に
寢らん
時に
我汝の
身より
出る
汝の
種子を
汝の
後にたてて
其國を
堅うせん
〔歴代志略上22章10節〕10 彼わが
名のために
家を
建ん
彼はわが
子となり
我は
彼の
父󠄃とならん
我かれの
國の
祚を
固うして
永くイスラエルの
上に
立しめん
〔歴代志略上28章6節〕6 ヱホバまた
我に
言たまひけるは
汝の
子ソロモンはわが
家および
我庭を
作らん
我かれを
選󠄄びて
吾子となせり
我かれの
父󠄃となるべし
〔歴代志略上28章10節〕10 然ば
汝謹めよヱホバ
汝を
選󠄄びて
聖󠄄所󠄃とすべき
家を
建させんと
爲たまへば
心を
强くしてこれを
爲べしと
〔ゼカリヤ書6章12節〕12 彼に
語りて
言べし
萬軍のヱホバ
斯言たまふ
視よ
人ありその
名を
枝といふ
彼おのれの
處より
生いでてヱホバの
宮を
建ん
〔ゼカリヤ書6章13節〕13 即ち
彼者ヱホバの
宮を
建て
尊󠄅榮を
帶びその
位に
坐して
政事を
施しその
位にありて
祭司とならん
此二の
者の
間に
平󠄃和の
計議あるべし
〔サムエル後書7章12節〕12 汝の
日の
滿て
汝が
汝の
父󠄃祖等と
共に
寢らん
時に
我汝の
身より
出る
汝の
種子を
汝の
後にたてて
其國を
堅うせん
〔歴代志略上22章10節〕10 彼わが
名のために
家を
建ん
彼はわが
子となり
我は
彼の
父󠄃とならん
我かれの
國の
祚を
固うして
永くイスラエルの
上に
立しめん
〔歴代志略上28章6節〕6 ヱホバまた
我に
言たまひけるは
汝の
子ソロモンはわが
家および
我庭を
作らん
我かれを
選󠄄びて
吾子となせり
我かれの
父󠄃となるべし
〔歴代志略上28章10節〕10 然ば
汝謹めよヱホバ
汝を
選󠄄びて
聖󠄄所󠄃とすべき
家を
建させんと
爲たまへば
心を
强くしてこれを
爲べしと
〔ゼカリヤ書6章12節〕12 彼に
語りて
言べし
萬軍のヱホバ
斯言たまふ
視よ
人ありその
名を
枝といふ
彼おのれの
處より
生いでてヱホバの
宮を
建ん
〔ゼカリヤ書6章13節〕13 即ち
彼者ヱホバの
宮を
建て
尊󠄅榮を
帶びその
位に
坐して
政事を
施しその
位にありて
祭司とならん
此二の
者の
間に
平󠄃和の
計議あるべし
behold
〔歴代志略下2章1節〕1 茲にソロモン、ヱホバの
名のために
一の
家を
建てまた
己の
國のために
一の
家を
建んとし~
(4) 今我わが
神ヱホバの
名のために
一の
家を
建て
之を
聖󠄄別て
彼に
奉つり
彼の
前󠄃に
馨しき
香を
焚き
常に
供前󠄃のパンを
供へ
燔祭を
朝󠄃夕に
献げまた
安息日月朔ならびに
我らの
神ヱホバの
節󠄄期などに
献げんとす
是はイスラエルの
永く
行ふべき
事なればなり 〔歴代志略下2章4節〕
〔歴代志略下2章5節〕5 我建る
家は
大なり
其は
我らの
神は
諸の
神よりも
大なればなり~
(8) 請󠄃ふ
汝また
香柏松木および
白檀をレバノンより
我におくれ
我なんぢの
僕等がレバノンにて
木を
斫ることを
善するを
知るなり
我僕また
汝の
僕と
共に
操作べし 〔歴代志略下2章8節〕
purpose
されば汝命じてわがためにレバノンより香柏を砍出さしめよわが僕汝の僕と共にあるべし又󠄂我は凡て汝の言ふごとく汝の僕の賃銀を汝に付すべし其は汝の知ごとく我儕の中にはシドン人の如く木を砍に巧みなる人なければなりと
Now therefore command thou that they hew me cedar trees out of Lebanon; and my servants shall be with thy servants: and unto thee will I give hire for thy servants according to all that thou shalt appoint: for thou knowest that there is not among us any that can skill to hew timber like unto the Sidonians.
Sidonians
〔エズラ書3章7節〕7 是において
石工と
木工に
金を
交付しまたシドンとツロの
者に
食󠄃物飮物および
油を
與へてペルシヤの
王クロスの
允准にしたがひてレバノンよりヨツパの
海に
香柏を
運󠄃ばしめたり
appoint
無し
cedar trees
〔列王紀略上6章9節〕9 斯彼家を
建終󠄃り
香柏の
橡と
板をもて
家を
葺り
〔列王紀略上6章10節〕10 又󠄂家に
附て五キユビトの
高たる
連󠄃接屋を
建環し
香柏をもて
家に
交接たり
〔列王紀略上6章16節〕16 又󠄂家の
奧に二十キユビトの
室を
牀板より
墻壁まで
香柏をもて
造󠄃れり
即ち
家の
內に
至聖󠄄所󠄃なる
神殿を
造󠄃れり
〔列王紀略上6章20節〕20 神殿の
內は
長二十キユビト
濶二十キユビト
高二十キユビトなり
純金をもて
之を
蔽ひ
又󠄂香柏の
壇を
覆へり
〔歴代志略下2章8節〕8 請󠄃ふ
汝また
香柏松木および
白檀をレバノンより
我におくれ
我なんぢの
僕等がレバノンにて
木を
斫ることを
善するを
知るなり
我僕また
汝の
僕と
共に
操作べし
〔歴代志略下2章10節〕10 我は
木を
斫る
汝の
僕に
搗麥二
萬石大麥二
萬石酒二
萬バテ
油二
萬バテを
與ふべしと
〔詩篇29章5節〕5 ヱホバのみこゑは
香柏ををりくだく ヱホバ、レバノンのかうはくを
折くだきたまふ
that there is not
〔コリント前書12章14節〕14 體は
一肢より
成らず、
多くの
肢より
成るなり。~
(21) 眼は
手に
對ひて『われ
汝を
要󠄃せず』と
言ひ、
頭は
足に
對ひて『われ
汝を
要󠄃せず』と
言ふこと
能はず。 〔コリント前書12章21節〕
〔エペソ書4章7節〕7 我等はキリストの
賜物の
量に
隨ひて、おのおの
恩惠を
賜はりたり。
will I give hire
〔ロマ書12章17節〕17 惡をもて
惡に
報いず、
凡ての
人のまへに
善からんことを
圖り、
〔ピリピ書4章8節〕8 終󠄃に
言はん
兄弟よ、
凡そ
眞なること、
凡そ
尊󠄅ぶべきこと、
凡そ
正しきこと、
凡そ
潔󠄄よきこと、
凡そ
愛すべきこと、
凡そ
令聞あること、
如何なる
德、いかなる
譽にても
汝等これを
念へ。
ヒラム、ソロモンの言を聞て大に喜び言けるは今日ヱホバに稱譽あれヱホバ、ダビデに此夥多しき民を治むる賢き子を與たまへりと
And it came to pass, when Hiram heard the words of Solomon, that he rejoiced greatly, and said, Blessed be the LORD this day, which hath given unto David a wise son over this great people.
Blessed
〔列王紀略上10章9節〕9 爾の
神ヱホバは
讃べきかなヱホバ
爾を
悅び
爾をイスラエルの
位に
上らせたまへりヱホバ
永久にイスラエルを
愛したまふに
因て
爾を
王となして
公道󠄃と
義を
行はしめたまふなりと
〔歴代志略下2章11節〕11 是においてツロの
王ヒラム
書をソロモンにおくりて
之に
答へて
云ふヱホバその
民を
愛するが
故に
汝をもて
之が
王となせりと
〔歴代志略下2章12節〕12 ヒラムまた
言けるは
天地の
造󠄃主なるイスラエルの
神ヱホバは
讃べきかな
彼はダビデ
王に
賢き
子を
與へて
之に
分󠄃別と
才智とを
賦け
之をしてヱホバのために
家を
建てまた
己の
國のために
家を
建ることを
得せしむ
〔歴代志略下9章7節〕7 汝の
人々は
幸福なるかな
汝の
前󠄃に
常に
立て
汝の
智慧󠄄を
聽る
此なんぢの
臣僕等は
幸福なるかな
〔歴代志略下9章8節〕8 汝の
神ヱホバは
讃べき
哉彼なんぢを
悅こびてその
位に
上らせ
汝の
神ヱホバの
爲に
汝を
王となしたまへり
汝の
神イスラエルを
愛して
永く
之を
堅うせんとするが
故に
汝を
之が
王となして
公平󠄃と
正義を
行はせたまふなりと
〔詩篇122章6節〕6 ヱルサレムのために
平󠄃安をいのれ ヱルサレムを
愛するものは
榮ゆべし
〔詩篇122章7節〕7 ねがはくはなんぢの
石垣のうちに
平󠄃安あり なんぢの
諸殿のうちに
福祉あらんことを
〔詩篇137章6節〕6 もしわれ
汝を
思ひいでず もしわれヱルサレムをわがすべての
歡喜の
極となさずばわが
舌をわが
腭につかしめたまヘ
a wise son
〔列王紀略上3章9節〕9 是故に
聽き
別る
心を
僕に
與へて
汝の
民を
鞫しめ
我をして
善惡を
辨別ることを
得さしめたまへ
誰か
汝の
此夥多き
民を
鞫くことを
得んと
〔歴代志略下2章11節〕11 是においてツロの
王ヒラム
書をソロモンにおくりて
之に
答へて
云ふヱホバその
民を
愛するが
故に
汝をもて
之が
王となせりと
〔箴言10章1節〕1 ソロモンの
箴言 智慧󠄄ある
子は
父󠄃を
欣ばす
愚なる
子は
母の
憂なり
〔箴言13章1節〕1 智慧󠄄ある
子は
父󠄃の
敎訓をきき
戯謔者は
懲治をきかず
〔箴言15章20節〕20 智慧󠄄ある
子は
父󠄃をよろこばせ
愚なる
人はその
母をかろんず
〔箴言23章24節〕24 義き
者の
父󠄃は
大によろこび
智慧󠄄ある
子を
生る
者はこれがために
樂しまん
which hath
〔創世記33章5節〕5 エサウ
目をあげて
婦󠄃人と
子等を
見ていひけるは
是等の
汝とともなる
者は
誰なるやヤコブいひけるは
神が
僕に
授たまひし
子なりと
〔列王紀略上1章48節〕48 王また
斯いへりイスラエルの
神ヱホバはほむべきかなヱホバ
今日わが
位に
坐する
者を
與たまひてわが
目亦これを
見るなりと
〔イザヤ書8章18節〕18 視よわれとヱホバが
我にたまひたる
子輩とはイスラエルのうちの
豫兆なり
奇しき
標なり
此はシオンの
山にいます
萬軍のヱホバの
與へたまふ
所󠄃なり
〔イザヤ書9章6節〕6 ひとりの
嬰兒われらのために
生れたり
我儕はひとりの
子をあたへられたり
政事はその
肩にあり その
名は
奇妙また
議士 また
大能の
神とこしへのちち
平󠄃和の
君ととなへられん
かくてヒラム、ソロモンに言遣󠄃りけるは我汝が言ひ遣󠄃したる所󠄃の事を聽り我香柏の材木と松樹の材木とに付ては凡て汝の望󠄇むごとく爲すべし
And Hiram sent to Solomon, saying, I have considered the things which thou sentest to me for: and I will do all thy desire concerning timber of cedar, and concerning timber of fir.
considered
無し
timber of fir
〔サムエル後書6章5節〕5 ダビデおよびイスラエルの
全󠄃家琴と
瑟と
鼗と
鈴と
鐃鈸をもちて
力を
極め
謠を
歌ひてヱホバのまへに
躍󠄃踴れり
〔列王紀略上6章15節〕15 彼香柏の
板を
以て
家の
墻壁の
裏面を
作れり
即ち
家の
牀板より
頂格の
墻壁まで
木をもて
其裏面をはりまた
松の
板をもて
家の
牀板をはれり
〔列王紀略上6章34節〕34 其二の
戶は
松の
木にして
此戶の
兩扉は
摺むべく
彼戶の
兩扉も
摺むべし
〔歴代志略下3章5節〕5 またその
大殿は
松の
木をもて
張つめ
美金をもて
之を
蔽ひその
上に
棕櫚と
鏈索の
形を
施こし
わが僕レバノンより海に持下らんしかして我これを海より桴にくみて汝が我に言ひ遣󠄃す處におくり其處にて之をくづすべし汝之を受よ又󠄂汝はわが家のために食󠄃物を與へてわが望󠄇を成せと
My servants shall bring them down from Lebanon unto the sea: and I will convey them by sea in floats unto the place that thou shalt appoint me, and will cause them to be discharged there, and thou shalt receive them: and thou shalt accomplish my desire, in giving food for my household.
Lebanon
〔申命記3章25節〕25 願くは
我をして
渉りゆかしめヨルダンの
彼旁なる
美地美山およびレバノンを
見ことを
得させたまへと
and I will
〔歴代志略下2章16節〕16 汝の
凡て
需むるごとく
我らレバノンより
木を
斫いだしこれを
筏にくみて
海よりヨツバにおくるべければ
汝これをヱルサレムに
運󠄃びのぼりたまへと
appoint
無し
in giving food
〔歴代志略下1章15節〕15 王銀と
金とを
石のごとくヱルサレムに
多からしめまた
香柏を
平󠄃野の
桑樹のごとく
多からしめたり
〔エズラ書3章7節〕7 是において
石工と
木工に
金を
交付しまたシドンとツロの
者に
食󠄃物飮物および
油を
與へてペルシヤの
王クロスの
允准にしたがひてレバノンよりヨツパの
海に
香柏を
運󠄃ばしめたり
〔エゼキエル書27章17節〕17 ユダとイスラエルの
地汝に
商をなしミンニテの
麥と
菓子と
蜜と
油と
乳󠄃香をもて
汝と
交易す
〔使徒行傳12章20節〕20 偖ヘロデ、ツロとシドンとの
人々を
甚く
怒りたれば、
其の
民ども
心を
一つにして
彼の
許にいたり、
王の
內侍の
臣ブラストに
取り
入りて
和諧を
求む。かれらの
地方は
王の
國より
食󠄃品を
得るに
因りてなり。
斯てヒラムはソロモンに其凡て望󠄇むごとく香柏の材木と松の材木を與へたり
So Hiram gave Solomon cedar trees and fir trees according to all his desire.
又󠄂ソロモンはヒラムに其家の食󠄃物として小麥二萬石を與へまた淸油二十石をあたへたり斯ソロモン年々ヒラムに與へたり
And Solomon gave Hiram twenty thousand measures of wheat for food to his household, and twenty measures of pure oil: thus gave Solomon to Hiram year by year.
measures
〔列王紀略上4章22節〕22 偖ソロモンの
一日の
食󠄃物は
細麺三十
石粗麺六十
石
〔歴代志略下2章10節〕10 我は
木を
斫る
汝の
僕に
搗麥二
萬石大麥二
萬石酒二
萬バテ
油二
萬バテを
與ふべしと
twenty measures
ヱホバ其言たまひしごとくソロモンに智慧󠄄を賜へりまたヒラムとソロモンの間睦しくして二人偕に契󠄅約を結べり
And the LORD gave Solomon wisdom, as he promised him: and there was peace between Hiram and Solomon; and they two made a league together.
as he promised him
〔列王紀略上3章12節〕12 視よ
我汝の
言に
循ひて
爲り
我汝に
賢明く
聰慧󠄄き
心を
與ふれば
汝の
先には
汝の
如き
者なく
汝の
後にも
汝の
如き
者興らざるべし
〔列王紀略上4章29節〕29 神ソロモンに
智慧󠄄と
聰明を
甚だ
多く
賜ひ
又󠄂廣大き
心を
賜ふ
海濱の
沙のごとし
〔歴代志略下1章12節〕12 智慧󠄄と
智識は
已に
汝に
授かれり
我また
汝の
前󠄃の
王等の
未だ
得たること
有ざる
程の
富有と
財寳と
尊󠄅貴とを
汝に
與へん
汝の
後の
者もまた
是のごときを
得ざるべし
〔ヤコブ書1章5節〕5 汝らの
中もし
智慧󠄄の
缺くる
者あらば、
咎むることなく、また
惜む
事なく、
凡ての
人に
與ふる
神に
求むべし、
然らば
與へられん。
they two
〔創世記21章32節〕32 斯彼等ベエルシバにて
契約を
結びアビメレクと
其軍勢の
長ピコルは
起󠄃てペリシテ
人の
國に
歸りぬ
〔列王紀略上15章19節〕19 わが
父󠄃と
爾の
父󠄃の
間の
如く
我と
爾の
間に
約を
立ん
視よ
我爾に
金銀の
禮物を
餽れり
徃て
爾とイスラエルの
王バアシヤとの
約を
破り
彼をして
我を
離れて
上らしめよ
〔アモス書1章9節〕9 ヱホバかく
言たまふ ツロは
三の
罪あり
四の
罪あれば
我かならず
之を
罰して
赦さじ
即ち
彼らは
俘囚をことごとくエドムに
付しまた
兄弟の
契󠄅約を
忘れたり
爰にソロモン王イスラエルの全󠄃地に徴募人を興せり其徴募人の數は三萬人なり
And king Solomon raised a levy out of all Israel; and the levy was thirty thousand men.
levy
the levy
〔列王紀略上9章15節〕15 ソロモン
王の
徴募人を
興せし
事は
是なり
即ちヱホバの
家と
自己の
家とミロとエルサレムの
石垣とハゾルとメギドンとゲゼルを
建んが
爲なりき
ソロモンかれらを一月交代に一萬人づつレバノンに遣󠄃せり即ち彼等は一月レバノンに二月家にありアドニラムは徴募人の督者なりき
And he sent them to Lebanon ten thousand a month by courses: a month they were in Lebanon, and two months at home: and Adoniram was over the levy.
Adoniram
a month
〔列王紀略上4章7節〕7 ソロモン
又󠄂イスラエルの
全󠄃地に十二の
代官を
置り
其人々王と
其家のために
食󠄃物を
備へたり
即ち
各一年に
一月宛食󠄃物を
備へたり~
(19) アモリ
人の
王シホンの
地およびバシヤンの
王オグの
地なるギレアデの
地にはウリの
子ゲベルあり
其地にありし
代官は
唯彼一人のみ
〔列王紀略上4章19節〕
〔歴代志略上27章1節〕1 イスラエルの
子孫すなはち
宗家の
長千人の
長百人の
長およびその
有司等は
年の
惣の
月のあひだ
月ごとに
更り
入り
更り
出で
其班列の
諸の
事をつとめて
王に
事へたるが
其數を
按ふるに
一班列に二
萬四
千人ありき~
(15) 十二
月の
分󠄃を
統る
第十二の
將はオテニエルの
子孫たるネトパ
人ヘルダイその
班列は二
萬四
千人 〔歴代志略上27章15節〕
ソロモン負󠄅載者七萬人山に於て石を砍る者八萬人あり
And Solomon had threescore and ten thousand that bare burdens, and fourscore thousand hewers in the mountains;
threescore
2‹20 b14c009v020 〔歴代志略下9章20節〕›~‹22 b14c009v022 〔歴代志略下9章22節〕›
〔列王紀略上9章20節〕20 凡てイスラエルの
子孫に
非るアモリ
人ヘテ
人ペリジ
人ヒビ
人ヱブス
人の
遺󠄃存る
者~
(22) 然どもイスラエルの
子孫をばソロモン
一人も
奴隸と
爲ざりき
其は
彼等は
軍人彼の
臣僕牧伯大將たり
戰車と
騎兵の
長たればなり
〔列王紀略上9章22節〕
〔歴代志略下2章17節〕17 ここにおいてソロモンその
父󠄃ダビデが
核數しごとくイスラエルの
國にをる
異邦人をことごとく
核數みるに
合せて十五
萬三
千六
百人ありければ
〔歴代志略下2章18節〕18 その七
萬人をもて
荷を
負󠄅ふ
者となし八
萬人をもて
山にて
木や
石を
斫る
者となし三
千六
百人をもて
民を
操作かしむる
監督者となせり
〔歴代志略下8章7節〕7 凡てイスラエルの
子孫にあらざるヘテ
人アモリ
人ペリジ
人ヒビ
人ヱブス
人の
遺󠄃れる
者~
(9) 然れどもイスラエルの
子孫をばソロモン
一人も
奴隸となして
其工事に
使ふことをせざりき
彼らは
軍人となり
軍旅の
長となり
戰車と
騎兵の
長となれり 〔歴代志略下8章9節〕
〔エズラ書2章58節〕58 ネテニ
人とソロモンの
僕たりし
者等の
子孫とは
合せて三
百九十二
人
〔ネヘミヤ記7章57節〕57 ソロモンの
僕たりし
者等の
子孫は
即ちソタイの
子孫ソペレテの
子孫ペリダの
子孫
〔ネヘミヤ記7章60節〕60 ネテニ
人とソロモンの
僕たりし
者等の
子孫とは
合せて三
百九十二
人
外に又󠄂其工事の長なる官吏三千三百人ありて工事に作く民を統たり
Beside the chief of Solomon's officers which were over the work, three thousand and three hundred, which ruled over the people that wrought in the work.
three thousand
〔列王紀略上9章23節〕23 ソロモンの
工事を
管理れる
首なる
官吏は五
百五十
人にして
工事に
働く
民を
治めたり
〔歴代志略下2章2節〕2 ソロモンすなはち
荷を
負󠄅べき
者七
萬人山において
木や
石を
斫べき
者八
萬人是等を
監督すべき
者三
千六
百人を
數へ
出せり
かくて王命じて大なる石貴き石を鑿出さしめ琢石を以て家の基礎を築かしむ
And the king commanded, and they brought great stones, costly stones, and hewed stones, to lay the foundation of the house.
costly stones
〔列王紀略上6章7節〕7 家は
建る
時に
鑿石所󠄃にて
鑿り
預備たる
石にて
造󠄃りたれば
造󠄃れる
間に
家の
中には
鎚も
鑿も
其外の
鐵器も
聞えざりき
〔列王紀略上7章9節〕9 是等は
內外とも
基礎より
檐にいたるまで
又󠄂外面にては
大庭にいたるまで
皆鑿石の
量にしたがひて
鋸にて
剖たる
貴き
石をもて
造󠄃れるものなり
〔歴代志略上22章2節〕2 ダビデすなはち
命じてイスラエルの
地に
居る
異邦人を
集めしめ
又󠄂神の
室を
建るに
用ふる
石を
琢ために
石工を
設けたり
〔イザヤ書28章16節〕16 このゆゑに
神ヱホバかくいひ
給ふ
視よわれシオンに
一つの
石をすゑてその
基となせり これは
試をへたる
石たふとき
隅石かたくすゑたる
石なり これに
依賴むものはあわつることなし
〔コリント前書3章11節〕11 旣に
置きたる
基のほかは
誰も
据うること
能はず、この
基は
即ちイエス・キリストなり。
〔コリント前書3章12節〕12 人もし
此の
基の
上に
金・
銀・
寳石・
木・
草・
藁をもつて
建てなば、
〔ペテロ前書2章6節〕6 聖󠄄書に 『
視よ、
選󠄄ばれたる
貴き
隅の
首石を
我シオンに
置く。
之に
依り
賴む
者は
辱しめられじ』とあるなり。
〔ペテロ前書2章7節〕7 されば
信ずる
汝らには、
尊󠄅きなれど、
信ぜぬ
者には『
造󠄃家者らの
棄てたる
石は、
隅の
首石となれる』にて、
〔ヨハネ黙示録21章14節〕14 都の
石垣には
十二の
基あり、これに
羔羊の
十二の
使徒の
十二の
名を
記せり。~
(21) 十二の
門は
十二の
眞珠なり、おのおのの
門は
一つの
眞珠より
成り、
都の
大路は
透󠄃徹る
玻璃のごとき
純金なり。 〔ヨハネ黙示録21章21節〕
ソロモンの建築者とヒラムの建築者およびゲバル人之を砍り斯彼等材木と石を家を建るに備へたり
And Solomon's builders and Hiram's builders did hew them, and the stonesquarers: so they prepared timber and stones to build the house.
the stone~squarers
〔ヨシュア記13章5節〕5 またへルモン
山の
麓なるバアルガデよりハマテの
入口までに
亘るゲバル
人の
地およびレバノンの
東の
全󠄃土
〔エゼキエル書27章9節〕9 ゲバルの
老人等およびその
賢き
者汝の
中にをりて
汝の
漏を
繕ひ
海の
諸の
船およびその
舟子汝の
中にありて
汝の
貨物を
交易す